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一見したところ弱々しそうですが、実は寒さや暑さに強く、植えっ放しで毎年初夏にかわいらしいピンクの花を咲かせてくれます。
花はすぐに咲き終わりますが、ピンクのガクがいつまでもそのままで、とても長期間花が咲いているような状態で楽しませてくれます。
ハーブを庭で楽しもう
日本でもハーブティーやお料理などにハーブがよく使われるようになりましたね。
ただスーパーなどで購入するとハーブ類、特に生のハーブは値段が高くてびっくりします。 諸物価高騰の折、ハーブも育てようではありませんか。 食用のハーブは鉢植えにすることが多いと思いますが、鉢の水やりが面倒ですし、鉢の置き場所にも困る場合があります。 それでお庭にハーブを植えようというのが今回の趣旨ですが、ハーブを庭植えするための注意事項がいくつかあります。庭に植えたいハーブ
まず庭に植えるハーブの種類ですが、せっかくなので花や葉の美しいものを選ぶと、鑑賞の対象としても重宝します。
ハーブ類は日陰に強い丈夫な種類も多いので、普通の草花を植えられない場所にも植えられるのがいいですよね。 花が美しいハーブはベルガモットやカモミール、ヒソップ、イブキジャコウソウ、ナスタチウム、ニラ、葉が美しいものはパイナップルミント、セージなど。 それから生で使うことの多いミントやバジル、パセリ、タイム、ローズマリーなどもお庭に植えておきたいハーブですね。ハーブコーナーを作ろう
食用にする場合はハーブコーナーを作りましょう。
ハーブコーナーには農薬を使わないようにできますし、用土も食用に安全な野菜用の土で置き換えると安心です。 ハーブコーナーは植える予定のハーブに合った場所で、収穫しやすいように園路をつけてあげるといいでしょう。 ただし、花や実を楽しむものは日光が必要なものもあるので場所選びには注意してください。 複数の種類のハーブを使って高低差を付けたり、花や葉の色どりの配置を考えて植え付けるといいでしょう。雑草化を防止する
ハーブには性質の強いものが多く、放置するとどんどん茂って、他の植物を圧迫してしまうことも多いです。
そこで、ハーブコーナーの周囲はレンガや防草シートなどで囲って、ハーブコーナーの外へ根が行かないようにしましょう。 土を盛ってレイズドベッドにすると水はけも良くなって一石二鳥です。 なお、特に性質の強いミントなどは他のハーブも打ち負かしてしまいます。 ミントなどは大き目のポットなどを土に埋めてそこに植え付けるようにして根が外に出ないようにしてください。 普通のポットでは水はけが悪すぎる場所では薄手の防草シートなどの透水性のシートで自作するといいでしょう。イブキジャコウソウ ピンク花 3?3.5号ポット苗タイム グランドカバー 香り イングリッシュガーデン 宿根草 ハーブ苗 花苗 多年草 ピンク 日本原産のシソ科の耐寒性常緑多年草。
タイムといえば地中海原産の種類が一般的ですが、日本原産のタイムは暑さや寒さに強くとても丈夫です。
横に広がってマット状に成長していき、一般的なタイムより更に丈夫です。
花期は4~6月頃で、明るいピンクの花を一面に開花します。
開花草丈は10~15cm程度、株幅は30~60cm程度に成長します。
開花情報、イベント情報
- えびの高原のミヤマキリシマ開花
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えびの高原でミヤマキリシマが3分咲きになっています。
今月末には満開になるようです。 - 五稜郭公園の藤棚 満開
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北海道函館市の五稜郭公園の大手口の藤棚が満開になりました。
箱館奉行所の右手の藤棚は6月上旬から中旬にかけて満開になります。 - ササユリの里でササユリ開花
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三重県亀山市のササユリの里でササユリが開花しました。
800株のササユリの花は今週末がピーク。
ササユリの里は6月4日まで公開。 - 宮城県色麻町の愛宕山公園でシャクヤク満開
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宮城県色麻町の愛宕山公園でシャクヤクが満開になっています。
1万株のシャクヤクの見ごろは今月いっぱい。

学名にHibiscusとついていますが、皆さんよく知る花のハイビスカスではなく、 英名でRoselle「ローゼル」と呼ばれるハーブです。
ハイビスカスというよりもフヨウのような花が咲きます。
花後に赤い実が収穫できハイビスカスティーやジャム、ソースやお酒などに使えます。
あとがき
5月も下旬になってきました。
アジサイやハナショウブもつぼみが上がってきましたね。 今年は暑くなるのも早く、また猛暑になるという長期予報のようです。 今から夏越しのことを考えておきましょう。 ==> ガーデニングの裏技 夏越しアリウム ‘ミレニアム’ 見た目は、春に咲く小型のアリウムや、チャイブに似ていますが、花が完全にポンポン咲きの球状になること、真夏にも花が咲き耐暑性が強いという違いがあります。
コンパクトな性質のため、ガーデンの前方に使いやすく、背の高い草花の足元をカバーしたり、ハーブガーデンにもぴったりです。
また、蝶や蜂が好むので、自然な雰囲気のガーデンにも似合います。
小型なので鉢植えにして飾ったり、寄せ植えにも面白いと思います。
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発行日 | 2023年(令和5年) 5月25日 |
発行者 | インターネット園芸大事典 |
発行人 | 並木順子 |
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