ベランダで春を感じる!桜盆栽の魅力と毎年咲かせるコツ

2026年



メールマガジン「お花大好き!」 第1133号




メールマガジン「お花大好き!」
第1133号 2026年3月19日

ベランダで春を感じる!桜盆栽の魅力と毎年咲かせるコツ

メールマガジン「お花大好き!」読者の皆様、こんばんは。並木順子です。

いよいよ春本番ですね。春といえばやっぱり桜ですが、お家でお花見ができたら素敵だと思いませんか?

今回は、お部屋やベランダで手軽に楽しめる桜盆栽についてお話ししますね。

桜盆栽のお勧めポイント

まずはなんといっても、観葉植物とは違う圧倒的な季節感を楽しめることです。

お部屋の中にいながらにして、日本の美しい春を感じることができます。

また、ちょうど年度の変わり目である3月から4月にかけて咲くので、卒業や入学、就職などの記念樹としても最適ですよね。

そして、サイズが小さいので、マンションのベランダや狭いお庭でも気軽に育てられるのが嬉しいポイント。

桜盆栽の選び方

桜盆栽によく使われる品種としては、花つきが良い「旭山桜(あさひやまざくら)」や、可愛らしい一重咲きの「御殿場桜(ごてんばざくら)」などが代表的です。

初心者の方には、特に育てやすくてお花がいっぱい咲く旭山桜がおすすめですね。

選ぶときは、蕾がふっくらとしていてたくさんついているもの、そして枝ぶりがご自身の好みに合うものを探してみてください。

園芸店やホームセンターのほか、最近はインターネット通販でもたくさんの種類が販売されています。

蕾がついた鉢が出回る2月から3月頃が一番の狙い目です。

開花中の鑑賞方法と水やり

桜盆栽を手に入れたら、せっかくですから綺麗なお花をお部屋の中でゆっくり鑑賞したいですよね。

お花が咲いている間は、室内の日当たりの良い窓辺などに置いて楽しむことができます。

その際は、お花が乾燥してしまわないように、エアコンの風が直接当たらない場所に置いてあげてくださいね。

また、桜はとってもお水を好む植物です。小さな鉢は乾きやすいので、土の表面が乾いたら、鉢底から流れ出るくらいたっぷりと水やりをしてください。

お花が終わった後の管理

お花が終わった後は、来年も咲かせるための大切な準備期間に入ります。

咲き終わった花がらは、そのままにしておくと病気の原因になったり余計な体力を使ったりしてしまうので、こまめに摘み取ってください。

そして、新しい葉や枝を育てるために「お礼肥」として肥料をあげましょう。

規定倍率に薄めた液体肥料をあげるといいでしょう。

室内で鑑賞していた桜盆栽も、お花が終わったら基本の置き場所である「屋外」へ移動させます。

日当たりが良く、風通しの良い屋外の棚やフラワースタンドの上が一番の特等席ですよ。

コンクリートの地面などに直接置いてしまうと、風通しが悪くなったり照り返しで熱くなったりするので避けてください。

季節ごとの管理と夏越し・冬越し

園芸は季節ごとの管理がとても大切になります。

春から初夏にかけては、日当たりと風通しの良い特等席でたっぷりと日に当てて育てます。

しかし、夏場は日差しが強すぎて、水切れを起こしたり葉がチリチリに葉焼けしてしまったりすることがあります。

とくに夏場は水切れに注意し、強い西日が当たらない半日陰や、よしずなどで少し日差しを和らげた場所へ移動させて夏越しをさせましょう。

もし夏場に水切れさせて葉が落ちてしまっても、枝が生きていることがあります。慌てて肥料などは与えず、風通しの良い日陰に移して水やりを続けながら様子を見てください。

秋になり涼しくなってきたら、また日当たりの良い場所に戻します。

そして冬越しですが、桜などの落葉樹は、冬のしっかりとした寒さを経験することで春に美しいお花を咲かせる準備をします。

ですので、冬だからといって過保護にして暖かい室内に入れっぱなしにするのは避け、冷たい風や霜が直接当たらない軒下などで管理してくださいね。

長く楽しむための植え替え

小さな鉢で育てている桜盆栽は、そのままにしておくと根がすぐに鉢の中でいっぱいになってしまいます。

根詰まりを起こすと水はけが悪くなり、根腐れや花つきが悪くなる原因になるため、若木なら1年から2年に1回、少し成長した木でも2年から3年に1回を目安に植え替えをしてあげてください。

一番適している時期は、休眠から覚める春先、つぼみが膨らむ前の2月、または秋の落葉後です。

鉢からそっと株を抜き出し、古い土を3分の1から半分ほど優しく落としてから、長く伸びすぎた根や黒く傷んだ根をハサミで切り詰めます。

水はけの良い市販の盆栽用の土を使って植え付けて、たっぷりと水やりをしてください。

植え替えをした直後は少しデリケートになっていますので、1週間から2週間くらいは風の当たらない明るい日陰に置いて休ませます。

肥料は新しい根がしっかり伸びてからになりますので、植え替え後1ヶ月くらいは控えてくださいね。

この時の肥料は固形の有機質肥料を鉢の外周に沿って埋め込んでおきます。

季節ごとの変化を楽しみながら、ぜひ桜盆栽を長く育ててみてください。











メールマガジン「お花大好き!」 第1133号
 
発行日2026年(令和8年) 3月19日
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発行人並木順子
  
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